「造反」ー「反抗」か「わがまま」か。

 反町ジャパン。オランダ戦を観て、オランダってたいしたことないやん!と思った方々!そりゃ、まだしっくりいかないところもあるけれど、ナイジェリア戦におけるオランダと、そしてナイジェリアにも迫力あったって!逆に言えば、中二日、デコボコとゆるゆるを併せ持つ、とんでもグラウンド(もはや「ピッチ」とは言えません!)と暑さがどれだけ彼らを消耗させたのか!(だからこそ、日本は気候を味方に...って、後の祭りか。それでも、有利であったことには間違いないわけで、なでしこを観てもね)で、この試合だけ観て、「日本の守備は通用した!」とか、日本戦だけ観て「だから、内田と安田は守備が...」というブロガーがあまりにも多いけど、相手の状態に雲泥の差がある、ってことを理解しておいてほしい。
 日本のできは、良いところも悪いところも「みんな」が指摘してた通り、予想された通り。それに輪をかけて、緒戦の失敗を第二戦に活かしきれない柔軟性のない指揮っぷり。
 ところで、第3戦において「オランダは巧いから、無理に追うな」という監督に反して、「前から行こう」とある選手が他の選手に呼びかけた「造反」っぷりが話題になっている。でも、その中途半端さが情けない。その選手は、「一部」の選手だけ声をかけたそうな。
 もしも「反対」するなら、完全にチームを掌握して、徹底的に反抗しろ!と言いたい。でなければ、単にチームを混乱させただけではないか!