高校卒業25周年記念 土佐高校64回生同窓会

WISH2014-01-05


あけまして、おめでとうございます。

この年末年始は、正月休みとしては、久しぶりにゆったりと高知に帰省していました。

2008年の12月に母を、2010年の同じく12月に父を亡くし、法要の度に帰省してましたが、法要と関係なく帰省するのも久しぶり。

今回帰省の目的のひとつが、高卒25周年を迎えた同窓会に出席することでした。

幹事さんたちの奮闘で、同学年三百数十名の内、三分の一にあたる110人が集結しました。
一方、厳しい現実としては、この間に三人。。。亡くなってました。。。

「会えるときに会っておきたい」

素直な気持ちです。

今回は、僕としてもタイミングがよかった。

前述のように、両親を相次いで亡くし、その前には感染性角膜潰瘍で長期入院、左目の視力をほぼ失い、その前には10年ほど社員として働いていたCDショップでは、業界構造の変化もあり、働き続けることが不可能となって転職せざるを得なくなり、派遣社員となったのは、このブログでも綴ってきた経緯で。。。

でも、僕が幸せだったのは、派遣社員の身分で長期入院したときも、派遣元・派遣先がよくしてくださり、地道に働いていく中で、正社員に登用していただけた。母・父を相次いで亡くした時は親戚の皆様が助けてくださり、札幌在住の兄と音信不通の中で、次男の僕が喪主をつとめるというイレギュラーな状況でも支えてくれた。そして、いつも、友人たちが支えてくれたこと。

そうやって、ようやく落ち着いてきたので、同窓会に参加できた。。。というか、参加したいと
思った。

高校時代、なかなかスパルタンな先生がいらしたが、その先生が最終学年の時にポソっとつぶやいた言葉をいまでも覚えている。それは、運動会を目前に控えたときだ。

わが母校は、一応、進学校ではあるが、そのくせ、9月に行われる運動会では、高校3年の各クラスが受験勉強そっちのけで、応援ヤグラの作成に没頭する。もちろん授業はあるが、9月の放課後は準備作業に没頭だ。

「受験も大事だが、運動会の準備、一生懸命やりや。君らは卒業して浪人するかもしれん。社会で苦労するかもしれん。でもな、『仲間たちと一緒にひとつのことにがんばった』その思い出が、君たちを支えてくれるから」

そう語った先生は、残念ながら他界された。

そして、先生のおっしゃる通り、思い出と経験は、僕を支えてくれた。

その仲間たちに、会いたいと思った。

わが母校は中高一貫校で、「一応」進学校ではあるのだろうが、少々風変わりなところがある。
例えば、理系・文系と、コースがわかれていない。
大学のようなカリキュラム構成で、将来に必要と思われる単位を生徒が自主的に選択する。
結果として、理系を目指す生徒と、文系を目指す生徒は選択する科目が違ってくるが、高3においても、体育や現代国語や、必須的な科目の授業は文系・理系ごちゃまぜで構成されたクラス単位で受講する。

そんなこともあり、休み時間なんかは、数学が苦手な生徒が得意な生徒に教えてもらい、逆にど忘れした英語の単語を教えてあがたりするのは日常茶飯事。

よくテレビドラマに出てくる進学校ではギスギスした雰囲気があるが、あれは実際どうなんだろう?

わが母校に至っては、生徒個人の夢・目標・進学したい大学・目指す将来がバラバラなんだから、そもそも人を蹴落とす発想がなかった。

運動会の準備においては、絵が得意な生徒が設計するのを人間計算機のごとき数学のエキスパートが暗算で数値をサポートしたり、多様な生徒が混在するからこその面白さがあった。

今回の同窓会では、現在教鞭をとっているメンバーの案内で、建て替えられた校舎の見学会の時間があり、そのときに質問したが、文系・理系の混在編成の伝統は続いているとのことでうれしかった。

こんなくらいだから、文武両道は文字通りで、スポーツ課なんかあるわけもなく。。。僕は剣道部だったけど、甲子園に出た野球部を観ていただければ一目瞭然だが、他のスポーツの強豪校に比べたら、体がひとまわり小さい。それでも勝ちにいくのが我々だし、部活してるから勉強はどうでもいいということはあるわけがなく、成績悪いと補修にひっかかって部活の練習時間が減ることもあり、かえって顧問に叱られるわけである。。。

もちろん、いいことばかりではないのだが、自分が卒業して他校、とくに大学時代に会った人たちの話を聴くに、うちの高校が相当ユニークであることがわかった。

さて、この同窓会。必ずしもみんなと20数年ぶりというわけではない。

昨年、Facebookつながりで、関西エリアで10人以上が集まり、飲み会に参加することができた。
その時の幹事役が、今回も在高幹事組と連携して実施してくれたのだが、ほんとうに感謝している。

また、Facebookでコメントつけあってるメンバーの中には、在校当時は話したことがない方もいて、
今回は、「なんだかね〜」という、妙な挨拶をかわすこととなったのが面白かった。

また、「twitter見つけたよ、本名でやってるやろ?」と声かけてくれた方がいた。
さらには、「twitterの方が面白い」と言ってくれた方もいて、率直に言って、うれしかった。

僕のいまのネットでのコミュニケーション・ツールの使い分けは。。。


●ブログ この「はてなブログ」のように節目に長文を記載する。(最近頻度が落ちた)

mixi 放置中。mixiでしか連絡とれない方がいるので、アカウントを残している

twitter メインで使用。やわらかいネタから堅いネタまで振り幅がfacebook以上。アカウントは、本名(ただし、漢字表記はしない。。。変わった漢字なので、匿名性がほぼ皆無になる)
 twitterを本名で使っているのはチャレンジ。芸能人でもなく、仕事がらみで使うのでもなく、ただの一般人が発信するなら、でき得るかぎり匿名性を薄くした方が、つなが「られ」やすいのではないのか、という思いから。

facebook 同窓生、同郷の方、親戚、職場つながり
 アカウント作った当初は、twitterに比べて窮屈だなぁと思っていたが、高校の同級生がつながりはじめて一気に面白くなった。職場の方とのつながりは、とくに転勤された方とのおつきあいが続くので便利。親戚・・・遠方の甥や姪とつながったのは、叔父・叔母がびっくりしていた。

●LINE 大学時代の同専攻、同クラスで、現在も年に一回は集まるくらい、頻繁に会うメンバーとの連絡・交流用

同窓会では、家にパソコンがなかったり、ネットをほとんどしていない方も結構いたことが興味深かった。

同窓会の模様を撮影しても、ネットでつながってないと共有の方法がない。
以前のように、プリントして郵送することになる。

とは言え。。。だ。。。

果たして、ふだんパソコンやスマホに触れてない方にとって、Facebookなり、クラウドサービスは、安全でてっとり早いかといったら、まだまさ敷居が高いんじゃないかと思う。

5年後。。。30周年の同窓会が開かれることになるのが、そのときにはどんなWEBサービスが展開されるのだろう?

そんなことにも思いを馳せながら、みなさん、再会の時まで、ご壮健で!
もちろん、私自身も!

えっと。。。同窓会の内容にはほとんど触れてませんが。。。そういうことはFacebookのグループ内で語り合ってます。。。