TPPに対するアクション@大阪 御堂筋

*【航宙日誌】

今日は御堂筋を練り歩きました。

と言っても、ハロウィンのパレードではありません。

今週にも衆議院を通るかもしれないTPP法案反対のアクションです。

言い出しっぺのアメリカですら、「これって、一部のグローバル企業にとっては良くても、大半の人にはデメリット大きいんじゃね?」と言ってか言わずか、(今更ながら)クリントンも、トランプも(いまのところは)反対を表明している代物で、日本の自民党ですら、野党時代には反対と言ってたのに…。

農業や医療崩壊が危惧されている中で、僕が一番「やばい」と思ってるのが「ラチェット条項」。一旦、自由化が進んだ市場では、その国が「市場開放しすぎた」と思っても、元にはもどせないという一方通行規定。これって、民主主義社会では当たり前な、試行錯誤が許されないってこと。

とくに、大阪では水道の民営化の流れがあるけれど、多くの国で水道事業の民営化が失敗して国営、公営にもどっているにもかかわらず、TPPを批准したらもうもとには戻れないということになる。

本日は市民・団体のみならず、政党からも共産党からは参議院議員の辰巳コータローさん。自由党からは元衆議院議員渡辺義彦さん。社民党からは元衆議院議員服部良一さん。民進党からは辻元清美さんがメッセージを寄越してくれたけど、「通りがかりの国会議員です」と急遽登壇した山本太郎さんが登壇した自由党、現役の議員を登壇させた共産党、(今日の企画でも中心的な働きをしたらしい)社民党に比べ、民進党の影が薄くて…。

今日は、主に大阪の水道事業に関するパンフの配布を手伝いながら歩いたけど、「こんにちは!大阪の水道の…」と道行く人に手渡しすると、多くの方が手に取ってくださいました。

もしも衆議院通過しても、辰巳コータロー議員が言ったように、参議院での戦いは続きます。

他国では先にポシャるかもしれません。(アメリカは両陣営とも、当選したらころっと変わるもしれませんが)

安保法制の時のようにメディアでは盛り上がっていませんが、(渡部さんが言うように、わかりにくいですものね、TPP)粘り強く、アクションを続けていくしかないですよね。