オールスター出場、内田篤人は...やっぱりまじめで、にくめません(照笑)

 そんなこんなで、柏木がいる時は活きていた内田だが、後半はカウンター気味の流れの中では何とか(?)していた。前半はキレキレの大久保のマークに手を焼いていたが、後半に入って大久保がサイドをかえたりすると、かえって守備の負担が減って、攻撃に参加できたということが言えるかもしれないが。
 そんなアツトの律儀さが垣間見えたシーンがありまして。さぞや監督から「大久保マーク!」とか言われてたんでしょうね。味方が痛んで、ストレッチャーが入ってくるとき...すなわちすぐには試合が始まるわけはないんだけど...大久保が左サイドからゆっくり中へ歩いていくと、律儀なアツトがちょっと距離を置いて、ちょこちょこと着いて行く...で、大久保が踵を返して、タッチラインに向かって歩きだすと、アツトもちょこちょこ着いて行く...で、大久保がペットボトルに手を伸ばすと、アツトも手を伸ばして水を飲み...ペットボトルを置いたのはアツトが先でしたが、何もそこまでピッタリいかなくとも...。
 アツトのセンタリングは精度を欠いたときもあったけど、ニア、マイナス気味、早いテンポのアーリークロスなどの使いわけも見せてくれたし、反町監督が4バックを考えるなら、最終的に呼ばれると思いますよ。