いいかげんな仕事ぶり

 調子が悪くなると、すぐに中田浩二小笠原満男を呼び戻す、という鹿島アントラーズのフロント陣。それをそのままたれ流すだけのメディア。いまのアントラーズの課題は、野沢拓也の完全復帰までに、どれだけ持ちこたえられるか?野沢が復帰したときに、果たしてチームが機能するか?ってこと。満男が復帰するとしても夏以降だろうし、浩二「獲得」のための予算があるとは思えんし、そもそも浩二はバーゼルで活躍中。エルゴラッソもなぁ...いったんスタメンを全員日本人にしろ、って...ファボン岩政大樹じゃん、いま。ほんま、サッカーダイジェストあたりがなんとか、マシなところか...今号も、スーパーさぶっ劇場で、しっかり平山の「ヘディング」に突っ込み入れてるし。一般メディアでは、やたら平山の「高さ」とか、ヘディングを強調するんだけど、平山って、胸トラはうまいけど、実はヘディングは巧くはない。身長とジャンプ力はあるんだけどね。
 話を鹿島にもどすが、サポーターが各BBSやブログで指摘しているとおり、現状で試す価値があることは山のようにある、布陣についても練習についても。満男どうこういう前に、監督のことを考えたほうが良いのでは?もちろん、いますぐ更迭とかは言わない。「次」のあてが無いのに更迭してもね。もっとも、アウトゥオリを繋ぎ止められず、今回の失態を認めてしまうことは、フロント自身が責任を認めることになり、そんな気概も無かろうが。「あて」ということで言えば、いろいろ言われていても、主将は柳沢敦しかいないでしょう、今のところ。名良橋晃は湘南に行ったし。個人的には、主将は中盤以後のフィールドプレイヤーが良いと思うけどね。ヤナギはおそらく、もっともサポーターの気持ちをナイーブに感じ(時には過度に)られる選手。そういう意味では野沢こそ、なんだけれど、もうちょっとね、野沢にはのびのびさせてやりたいし。現状では、本田泰人の指名が無かったとしても、ヤナギしかいないのではと...たしかに、キャプテンとしても、満男や浩二は魅力あるんだが...。