あきらめたわけじゃないんだけどね-やけっぱちの一票にはまだ少し、早すぎると信じていたい。

 実は、統一地方選挙の翌月曜日、複数の新聞を買ってみたのだが...。あらためて、死に票、ってすごいよね、数字ではっきり確認すると。府議会とかでも比例代表ってやんないかな?そうなると、無所属は苦しくなるんだけど...う〜む。
 傾向、って、何か掴めるのかなぁ...とか思ったけれど、いまだよくわからず。議員としてと、首長としてと、投票する側の意識、って、ちょっと違うのかな?ただ、滋賀のように争点がはっきりしていれば、話は別だけど...てか、本当は争点って、たくさんあるんだけど、それでも結局は...なんだよなぁ。とくに、東京都知事だけど、石原慎太郎、選挙が終われば殊勝な態度はどこへやら。それも、わかっていたこと。マニフェストも、もちろん重要だけど、首長となると、とくにその人柄だって問題になる。オリンピックだって、虚栄心というか、そういうのが鼻につく。東京都では、オリンピックの意義なんかも争点になったんだろうけど、現実的に、北京オリンピック直後に東アジアで開催というのは考えられないし、あり得ないその妄想に税金と人材と時間をつぎ込むってのはどうなんだろう?
 あと、民主党のていたらくときたら...全国的にみると、僕にとっては相当意外だったが、結構得票していた(それでも自民党にははるかおよばないが)。その流れを活かしきれず。浅野史郎個人としも、酷かった。何のために出てきたのかいまひとつわからんし、選挙運動も酷かった。僕は、日本共産党推薦の吉田万三石原慎太郎に大しての、もっとも有力な対抗馬に思えていたのだけれど、なんか、浅野史郎にひっかきまわされて、ボヤけてしまったような。
 それにしても、相変わらず投票率って低いね。都知事選だって、投票日前までのメディアのアンケートでは「8割」が投票に行く、って言ってなかったっけ?そんな中で、ドクター中松や、桜金造が、万単位で票を集めるんだよな...。外山恒一のWEB上での一件は、今後も「問題」になるだろうから、関係者は早急に、「何か」しないとね。僕としては、どのみち誰かがどこかでパロディ的なことをやれちゃうわけだから、選挙期間中のWEBでの政治活動を、公式に認める方向になっていくのでは、と思うけど。YouTubeなんかでね、それがパロディなのか、オリジナルなのか、かえってややこしくなってしまうんですよ。それなら、本人が自身の公式サイトでやってくれた方がすっきりする。ただ、「連中」は、テレビ局のようにコントロールしやすい、とは言えないWEBでの活動を、そうそう自由にはさせてこないだろうけど。