『元日本代表が教えるサッカー教室 DF基本編 相馬直樹のサッカークリニック』DVD、鑑賞会?

 午後、チームメイトのお宅におじゃまして、DVDを鑑賞しながらの、ある意味ミーティング。
 いまさらながら、念を押すと、昨期引退したが、相馬直樹は日本サッカー史上、No.1の左サイドバックであり、「教授」の異名をとる理論家で知られている。僕がサッカーにどっぷりはまるようになったのは、彼のプレーに惚れ込んだところが大きい。それにしても、「ディフェンス」をフォーカスしたサッカーの教則DVDって、珍しいのじゃないかな?初心者のみなさん、あるいは、コーチのみなさん、ぜひ一度、ご覧ください!
 で、話はもどるが、強いて言えば「どうかなぁ〜?」みたいなポイントは、インサイドキックで強いパスを送るときに、「腰をグっと入れて」みたいな表現が出てくるけど、素人の僕がそこを意識すると、右足で蹴ったら腰がまわりすぎて、パスが左にぶれてしまいそう。相馬さんのように、インパクトの瞬間がめちゃくちゃ正確なら、そうはならないだろうけど。
 次。ヘディングで「かぶってしまう」、とかインステップキックを低い弾道で撃つときなどの「膝をかぶせるように」てな表現は、ちょっとわかりにくいかなぁ...。
 てな突っ込み部分はあるにせよ、ほんとうにわかりやすく、よくまとまった内容でした!なにせ、「生徒」役の方たちが、そんなにうまくないのが味噌(ただし、リフティングはみんな僕よりうまい)!うまくないからこそ、相馬先生の指導がリアルに響く。このての教則DVDって、得てして生徒たちもうますぎたりして、「モデル」にはなっても、参考になりにくかったりするんですよね。モデル自体は相馬さんがやれるのだから、「どこをどのように改善すればよいのか」が具体的にわかる、このDVDの位置づけは面白いと思う。
 また、1対1はもちろん、チャレンジ&カバー、ワンサイドカットといった、組織的守備の原型をボードを使って解説>実地練習もあり。そして「しめ」は、サイドバックの基本的な攻撃で、外からセンタリングorポストにあてて中に切れこんでシュート!
 さて、他のチームメイトも観てくれたかな?
 ところで、相馬さんはアウグストとともに川崎フロンターレのOB戦に出られたとのことですが、観たかったなぁ、その試合。