挑戦は続く
鹿島アントラーズが優勝。
http://www.ibaraki-np.co.jp/main/image/20091205.pdf
おめでとう、というよりは、「ありがとう」と言いたい。
アントラーズの頑張りは、ほんとうに励みになった。
今期は「いろいろ」あり、なんかこう、素直に喜びきれないのではないか、とも思っていた。
でも、五連敗を経てからの復活劇、16分間の鹿島劇場など、ふりかえってみれば、アントラーズはアントラーズだった。
今日も、浦和レッズに対して苦しい試合だった。
それでも、勝ち切ってくれるところがアントラーズ。
(個人的にはポンテと山田直樹が先発で併用されなくて良かったかと)
大黒柱の小笠原が内田篤人にはたき、そのアツトからのクロスにゴン中山ばりのダイビングヘッドで興梠慎三がゴールを決めた。
この大舞台でアツトがアシスト、慎三がゴールという結果を出したことは、今後の世代交代を見据えると大きなポイントになる。
さきほど、「すぽると」での特集では、誕生日を迎えたオリベイラ監督がサポが集結したブラジル料理店「ベリンバウ」に乱入(?)
愛すべきキャラを爆発させていた。
そのベリンバウでは、連敗が続いたときに、本山雅志、中田浩二が中心となって、決起集会というか、食事会が開かれたという。
選手もスタッフも、全員が方向性を再確認したそうな。
その本山、中田の両名がNHKの速報Jリーグであげていた鹿島の強みは「団結力」「組織力」だった。
その力をもって、これからの天皇杯、そして何よりも、来年はACLを狙う。
今年は伊野波雅彦の成長が大きかった。高機動型万能系CBとして、代表でも力を発揮できると思うけど。
そして、この終盤で中田浩二が完全復活したことは大きかった。
もちろん、青木剛もだまってはいられない。
小笠原満男は頼もしい。でも、世代交代を考えて、そろそら野沢拓也が「ミスター・クライマックス」ではなく、年間を通して活躍しないと。
そして増田誓志も、次代を担わなければ。
内田篤人はおつかれさま。とにかくコンディションを整えること。コンディションさえOKなら、やはりあなたは日本屈指の右SB。
新井場徹。。。今日のハンドは悪夢再現かとヒヤヒヤしましたよ。。。。
興梠慎三、一時のスランプからよくぞもどってきた、マルキーニョスに代わり、エースとなって田代有三とともにチームを牽引してほしい。
そのマルキーニョス、あなたは「助っ人」の鏡であり、もはや「助っ人」という言葉も似合わないくらい、Jリーグにフィットしたフォワード。
岩政大樹、謙虚さを忘れずに、チームを束ねていってほしい。
曽ヶ端準、今年も何度救われたことか。。。
オズ、スタッフの方々、フロントの方々、そしてろくにスタジアムに行けなかった僕とは違い、熱心にスタジアムに足を運ばれたサポーターのみなさんがた、
アントラーズ・ファミリーに欠かせない。
今宵はとにかく喜ぼう!
そして明日からは、次のタイトルへ向けて、挑戦が始まる。