休日はとりとめもなく…

ドリカムの『その先へ』はいい歌だ。でも聞いてると、あまりにも胸が痛む。でもやっぱりいい歌だからTSUTAYAで借りてしまった。ドリカムを個人的に借りたのはじめてかも。

ユースケ・サンタマリア、良かったな、その『救命病棟24時』で。江口洋介演じるスーパードクターの功罪との対比もあったし。構図的には踊る大捜査線ちっくですが。

yom yom』最新刊に掲載された、小野不由美の『落照の獄 十二国記』を読んだ。

自らの十二国記のフォーマットを使いながらも…否、使っているだけとも言えるが、この短編の中で死刑制度に触れている。

でも、不思議と驚くことはなかった。偶然というか、こじつけと言うか、十二国記のアニメ版で主役の陽子(この短編では出番なし)を演じた久川綾は、かつて「最近読んだ本」とかのアンケートで『死刑執行人の苦悩』を紹介していたこともある。

もう二十年も前になる。僕は1ヶ月だけアメリカに短期で語学留学したときに、死刑(capital panishment)についてフリーディスカッションしたことがある。
冒頭で先生が「いつどんなときでもアンケートすると不思議と3分の1が死刑制度に反対、3分の2が死刑制度に賛成になるよ」と述べ、校内(小さな大学)で僕らがインタビューしたらその通りになった。(9.11以降はどうだろう?)


僕の考えは…これまた驚くことではないが、明確に答えを決めきれないことも含めて、この物語の瑛庚(えいこう)に近い。

では、なぜ僕が驚かないか?それは…僕が読む作品の登場人物なり、作家なりは、いつだって迷っているからかもしれない。理想と現実の狭間というよりは、現実の中で「大切なもの」を見失わないように、光を探し続けてるわけで。

また、この作品は裁判員制度も意識している。

人気シリーズを使って生々しい問題提起することには是非もあろう。

でも僕は好きだけど。ふだん「なにげに」好きな作家をより近く感じられたりするし、ファンタジーやSFだと思い切ってできたりするし。


リニューアルされた『バトルスター ギャラクティカ』の第三シーズンなんて、人類たちがアラブの民衆、サイロンアメリカのような、9.11以降の世界のような…人類がサイロン自爆テロを敢行したりとかね…そりゃ、アダマ艦長たちが国連に呼ばれてスピーチするよね〜くらいの凄味がある。


先日、亡き母の誕生日にあわせて高知にとんぼ返りで帰省したとき、あらためて、iPodに入れたオバマ大統領のプラハ演説を聴いた。

いま、ほんとうにチャンスなんだと思う。いろいろな意味で。

エゴイスティックなところを一人一人がもう少しずつ抑えることで、この地球は少しだけ広くなる。

いま…いろいろなことを学び直したいなぁ、と思っている。昨日、某センターを訪問したが、図書ルームには思ったようなもに1なく。ちょっと空振りだった。それでも親切に資料をいただいた。


さて…ボチボチやっていこう!留学した時に出会ったイーブが言っていた。いつも賑やかだったロッホやアンディ、アンドレたちと違い、寡黙だったけど、ボソッとつぶやく「Take it easy」を思い出す。

そしてアンディの車の中で流れてたスイス(前述のみんなはスイス人)のポップソング…「It isn't too late」…