音楽と人柄

 僕がよく観に行くバンド、Ajaraをきっかけで知った、AFNICAさんのブログで感じたことだが...
 音楽は作品であり、作品として生まれたからには、その作者がどういう人間だろうと、作品が否定されることはない...が、人から生まれてくるんだから、その作品は、その作者と切り離せないものがあるのは当たり前かもしれないが。
 先日、職場で、ボ・ガンボスのファンだった方と音楽の話で盛り上がった。その方からすれば、どんとさんを知るだけではなく、ローザ・ルクセンブルグ時代のギタリスト、玉城宏志さんに僕が会ったことがある、ってのは驚きだったであろう。そんな玉城さんに僕が会えたのは、マチルダロドリゲスのドラマー、小関純匡さんのおかげだが、玉城さんも小関さんも、そしてベースのカッサーさんも、ステキな人たちだった。ええ、少なくとも、僕が音楽を通じて出会えた人たちは、みんなステキな人たちですよ。
 もう一歩踏み込んでいうならば、自分が長く好きであり続けているアーティストの方々は、そのお人柄も含めて好きだから、ご縁が続くのではないかな〜と思うし、長〜く付き合っていると、それなりに人柄もわかってくるし...。
 あえて僕の好きなアーティストの共通点をあげれば、これは前にも書いたけど、「音楽に、オーディエンスに、そして自分自身に、『誠実』なこと」だと思う。