何かの機会で、このブログ読んでくれるあなたに!

 「自殺する前に、誰かに相談して...」と言っても...誰に相談していいのかなんてわからない時もある。誰かに相談して、もっと状況が悪くなれば...と思うかもしれない。誰かに話すと、迷惑がかかるとか、思っているかもしれない。でも、ひょっとすると、あなたの傍に、耳を傾けてくれる大人がいるかもしれない。
 10000マニアックスというバンドに、『Trouble me』*1という歌があった。困らせてやればいいんだよ、まわりの大人たちを。子どもを守ることが、大人の仕事なんだから。
 大人は、身近にいる子ども、実の子だろうが、生徒だろうが、店によく来る常連さんだろうが、そんな子どもの「ちょっとしたサイン」に気付いて、ってのも難しいよね。それに、悩みを抱えている時は、誰かに救ってほしい気持ちもあれば、触れられたくないと隠したいときもある。でもね、何かあったら、いざとなったら、「話を聴いてくれるかもしれない」という大人が、傍にいる、ってだけでも心強いものだと思う。

 いじめ、って、残念ながらそう簡単になくなるものではないだろう。多くの人が、誰かを自分の「下」に置くことで、優越感に浸り、安心感を得る。テレビをつければ、いまどきのクイズ番組って、知識のすごさを競うより、知らない人を嘲笑するようなものが多いよね。いじめとまでは言わないが、それでも気持ちがいいものではないよね。

 いきなり脱線するけど、先日久しぶりに梅田のミツハシっていうサッカーショップに行ったら僕の好きなエルレガーデンの最新アルバムが流れててさ、で、今日も行ったらファースト・アルバムが流れてんの『風の日』とか流れててさ。スタッフの好みだって(笑)。あんまり嬉しくって、ちょっと安めのプーマのスパイク買っちゃった。ほんとは赤地に黒ラインて珍しいのねらってたけど、足にまるでフィットしなくって今日は買うのをやめようか、とか思ってたんだけど。いつものデルムント・ワイドの、今回は白地に赤いラインです。
 ELLEGARDENには、『ジターバグ』っていう歌があって、「誰を信じたらいいのか気づけば楽なのに」ってフレーズがあってね。なかなかCOOLな歌でね。思うんだけど、自分一人でいじめに立ち向かうのは、すんげぇタフなことだよね。もう、どうしようもなければ、ライブハウスに逃げ込んじゃえ!ってことぐらいしか、僕には言えない。

 学校の先生方、お忙しいのはよくわかります。そして、僕にはその職場で奮闘するあなた方はすごい、と思う。僕は教育実習のとき、1週間に20コマ近い授業を受け持ったことがあるんですよ。参りましたね。教育実習生だから、事務的な仕事も、クラブ活動の監督なんかもしないで授業だけに専念したのにどれだけたいへんだったか!
 それでも敢えてお願いします。ほんのわずかな時間でもいい、生徒と1対1で話せる時間をもうけてほしい。たとえば、英語の先生だったら、休み時間に一人ずつ呼び出して、教科書の暗唱させたりしてるんではありませんか?その時に、「How are you doing ?」とか、聴いてあげてほしい。

 そして、いま誰かをいじめているあなた!...は、おそらく「いじめ」ている意識はないのかもしれないね。ただ...自分がされて嫌なことは、人にしないでほしい。自分がされて良いことも、人によっては嫌なことがあるかもしれない。そして、「いじめ」なんかより、もっと楽しいことやろうぜ!