「オイ、人間 もう終わりか?」*2 by 真心ブラザーズ

 伊吹文科相が、いじめ問題に関してメッセージを発した*1が、原稿棒読みで熱意を感じられない。安倍内閣にあって、就任当初は骨っぽい面白い人かも、と少しは期待していたのだけれど、少しずつトーンダウンというか...。「全校にスクール・カウンセラーを常駐させて、問題解決にあたらせる!」ってことぐら言ってほしいよ。もっとも、下手すりゃ、そのスクール・カウンセラーが学校(教師間)で孤立しかねないが。
 キツイかもしれないけど、いじめに合っている人、ふんばろうね。前回の僕の日記とは矛盾するけど、誰に相談していいのかなんて、なかなか難しいよね。僕なんか、根本的には「大人」を信用できなかったからね、あの頃は。てか、ローティーンって、そんな年頃だしね。あなたが、決して「いじめる側」に回らないのなら、それはみなさんの「勝ち」だと思う。勝ち負けで論じることではないとは思うけど...。
 その一方で、教育基本法改「正」案が、衆議院通過。保坂展人のブログに詳しいが、莫大な予算をつぎこみ*2、あやしげな「協力者」*3に対する計上もあり。政府・与党は、このタウンミーティング教育基本法改「正」案は関係ない、と開き直っているが、そんなもんに莫大な予算をつぎこんで...はもちろん逆で、莫大な予算で、もっともらしさの虚像をつくりあげようとしたわけでしょうに。
 いじめに関して、伊吹文科省に訴える、という方法は、わからんではない。学校を動かすには、先生の「上」の校長の「上」の...文科省を動かそうっていうのはね。(もちろん、みんながみんなではないだろうが)校長は、児童・生徒たちよりも「上」の顔色を伺ってそうだからね。でもその「上」は...。