たしか、安倍晋三、って、日本は「核爆弾を作ることができる」とか息巻いてたこと、って、無かったっけ?

 もう、15年ほども前のことになるけど、僕がN.Y.C.に行ったとき、国連ビルを見学した。ちょうど、湾岸戦争の時で、厳重な金属探知などを受けて入館すると、核爆弾を問題視するパネルが十数枚ほど展示されていた。ところが、日本人ならよく観るような「悲惨」なものはなく、どこか抑えめの展示ではあった。アメリカではこのくらいが限界なのかな、と思ったものだ。
 時は若干過ぎ、ジェームス・キャメロン監督の『ターミネーター2』で、あくまでイメージ・シーンではあるが、核爆発のシーンがあった。変な言い方ではあるが、キチっと作られていたときには、アメリカも変わってきた...というか、やはりキャメロンはしっかりしてる、と思った。
 さて、『魔法のランプのジニー』を観た。内容はともかく、子どもたちが作った、ということに意味があると思った。とくに授業で習ったことを機に芽生えた疑問に、自ら答えを求めていく姿は素晴らしい。
 ここで引用させてもらうのは何だが、許してね、MOTO。
「すべての『なぜ?』にいつでも 答えを求めてたあの頃
 いつか自由になるる日を あてもなく夢見ていた」
 佐野元春 『ワイルド・ハーツ−冒険者たち』*1