原油の価格が上がり続けている、ってか、先物取り引きの価格で釣り上げられているのだが。
 以前から納得いかないんですよ(苦笑)、「現物」ではなく、その者を将来に取引する「権利」を売買する、ってのがね。実際、原油は間もなく底をつく、って説もあれば、案外長続きする、って説もある。でも、そんな大事なことはわからないようになっているんだ、僕のような庶民にはね。はっきりしているのは、いわゆる石油メジャーが莫大な利益を上げ続けていることなんだけど。
 いっそのこと、「世界平和」ってのは先物取り引きできないのかな?今すぐには無理でも、10年後には世界平和になります、ってのなら、僕も一口乗るけどね。
 さて、原油価格の高騰の原因の一つになっているんだけど、いまレバノンでの、イスラエルの戦争が、どんどん激化している。短期的にみれば、ヒズボラがきっかけを与えたことにもよるのか、イスラエルの国民の多くがこの戦争を支持していると言う。ところが先日、レバノンキリスト教徒街を攻撃をしたとあっては、もはやヒズボラへの復讐などと言っている段階は過ぎてしまったことになる。そしてあたりまえだが、イスラエルにもこの戦争に疑問を持つ人もいる。
 平和への架け橋となるのか、はたまた、仮想戦場と成り下がるのか?いま、WEBの存在意義が、あらためて問われている。
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