アップルは現在サンフランシスコで行われているWWDCにて、フラッグシップ機のインテル版であり、Xeon(ジーオン)を採用するMac Proを発表、そして同時に発売を開始したことを宣言した。また、サーバー、XserveXeon版の今秋発売も発表され、旧来のパワーPCからインテル・チップへの移行が、思いのほかスムーズに完了したこととなった。
 一方、Mac OS Xの6回目のメジャーリリースとなる「Mac OS X(マックオーエステン)」バージョン10.5 "Leopard"(レパード)は、来年の春ごろに発売される模様で、僕の予想からはかなり遅くなってしまう模様だ。
 僕としては、発売が年明け以降と、のびのびとなってしまっているWindows Vistaに先んじる形で、この年末(クリスマス)商戦に間に合ってくれればと思っていた。だが考えようによっては、先にリリースして機能をパクられるよりは、Vista発売後に投入する方が、Leopardの価値を知らしめるには好都合なのかもしれない。
 現在、多くは「Top Secret」扱いであるが、その機能の一部がプレビューされた。アップル・ジャパンのWEBサイトよりも、本家サイト(?)とも言うべき http://www.apple.com./ の方が全然詳しくいので、そちらを参照されたい。ぶっちゃけWindowsの「システム復元」をパクったような(苦笑)機能も、「でき」と「使い勝手」と「エレガントさ(苦笑)」は全然良さげ。何たって機能名「Time Machine」が、いかにも林檎っぽくて良い。そして「Spaces」。これは結構、使えそうだ。
 それはそうと...LeopardインテルMacオンリーだったっけ...?