女子第69回日本総合バスケットボール選手権大会

にて、僕が応援するジャパンエナジーが見事、優勝を果たしました!
 スコア上では、エナジーがライバルのシャンソンに圧勝したように思われますが、シャンソンはエースの永田選手が前日に負傷していた鼻からの出血をとめるためにベンチに下がらざるを得なかったことを考えると、やはり、2チームの戦力差はそれほど無いのでは?と思ってしまう。
 でも、エナジーはこれからグングン伸びますよ。
 ポイントガード(攻撃では起点となる司令塔。PG)に川上を入れた布陣には風格がありますね。川上のスピードは増すばかりだし、時には切れ込み、時にはストップからのジャンパー、自分でスコアできるガードですよね。
 そんな川上を差し置いてまでも、今期のエナジーはフレッシュな大神を成長させるためにPGで起用することが多かったのですが、この日の大神は途中出場。若さゆえにミスも多かったが、天性というか、星のもと生まれたというか、弾かれたボールが、相手の選手にぶつかって自分のところにもどってきたりとか、随所でラッキーガールぶりを披露しまくり。
 紺野は紺野で、シャンソンの島田が大先輩でも、気後れしないどころかにらんでるし...そんな若手がこれからのびていけば、もっともっと強くなると思う。
 試合後の大山主将の涙にはグっときました。完勝に見えるこのゲームは、日頃のもろもろがあってこそあり得るわけで、文字どおりの「楽」勝なんてありえないですものね。
 さいごに、シャンソンは早々に若手を投入して、経験値を上げさせたい、と思ったのだろうが、できることなら最後まで、がむしゃらに闘ってほしかったし、三木をはじめ、多くの選手たちはもっと闘いたかっただろうに。


旧日記『つらづら草』より転載