週刊『ラーゼフォン』

ラーゼフォン』は『エヴァンゲリオン』にそっくり、との話を聴きます。ま、(久川)綾さん演じる遥って、『エヴァ』もミサトさんだもんなぁ...
 でも、『エヴァ』に無くて、『ラー』にある切り口もある。たとえば、「時間」ね。主人公の綾人くんがいた閉鎖社会「トウキョウ・ジュピター」と、それ以外の世界との時間の流れの「ズレ」。妹の恵曰く、「むかし、ある男の子が好きだったけど、プレゼントとしてわたせずじまいになっていて、捨てられずにとっている」手袋を、すっかり大人の女性になった遥が、まるで子どものように赤面しながら綾人くんに渡す、っつ〜ことは、遥がかつて好きだった男の子が綾人くんかもしれない、って思わせてくれます。たのむよ〜、出渕監督、期待してるからね!

旧日記「つらづら草」より転載