『車椅子のJリーガー』

2002年03月25日

 日本女子バスケ界の人気選手、三木選手(シャンソンVマジック)が、ご自身のWEBページでご推薦されていた『車椅子のJリーガー』(京谷(きょうや)和幸・京谷陽子 著、主婦の友社、2000年)という本を、O町図書館を通じて、S図書館から取り寄せ、一気に読み終えました。
 かつて、Jリーグ(サッカー)のジェフ・ユナイテッドの選手であった京谷さんが、交通事故にあって下半身不随となりながらも、奥さんである陽子さんのご助力のもと、今度はシドニーパラリンピック車椅子バスケの代表選手に選ばれるまでの過程を、京谷さん、奥さんの視点で綴られた日記をもとにしたエッセイです。
 感想は...なんか圧倒的に「リアル」なストーリーを前にして、どんなことばを紡ぎ出しても「かるく」なりそうで...ただ、僕を知る(この日記を読まれた)皆さんにも、ご一読していただきたい、ってことです。京谷さんが、「超」前向きな方だからかなあ...困難な事態なのに、どこか「カラっ」としてるんですよね、このエッセイ。
 なお、僕のこのWEBページの「ザ・体育会」から、三木選手のWEBページに飛べます!もちろん、京谷さんのことも紹介されてますし、三木選手のページから、京谷さんのチームのページへ飛べます!さらに、『スラムダンク』の井上先生のページまで飛んじゃってください。実は、井上先生の不定期連載漫画『リアル』がモチーフとする車椅子のバスケット・マンは、京谷さんと同じチームの方なのです!
 ところで、JOMOサンフラワーズのファンである僕が、さすがに三木さんのBBSに書き込むわけにもいかんので、メールを送ったところ、なんと、ご返信のメールを頂きました。(自動返信やったりして...)みなさん、大山選手(JOMO)ともども、三木選手をよろしく!ちなみに、コート上の三木選手の笑顔は、(敵ながら)爆裂かわいいです(ああ、浮気心はアンストッパブルズ...)


旧日記「つらづら草」より転載