★Ajara(http://ajara.info/index.html)主催イベント『Wander Ground』2010年2月28日(日)@梅田Shangri-La

 そんな駅伝の翌日ですが、行ってきましたよ、Ajaraのイベントに、ちょいと遅れましたが、Ajaraの出番に間に合いました。

 で、今回思ったのが、

 「バンドになったなぁ。。。」ってこと。

 何をいまさら、と思われるかもしれませんが、一度、大幅なメンバー変更があり、その後も、みんな巧いんでね、クオリティ的には高いけど、 
 セッション的な雰囲気が強かったんですよね。それはそれで、しっかりした音だし、スリリングなところもあって面白かったけど。

 終了後、Nonちゃん本人に聞いたけど、「みんなファミリーのようになってね〜」とのこと。
 じっくりしっかり、同じ時を過ごしていくって大切ですよね、バンドって。

 で、そのNonちゃんがウクレレや、ギター演ることで、ギターのDaiohさんがリードに専念できて、その分、表現の幅がひろがるわけで。

 Nonちゃんのボーカルも、ナチュラルで良い感じでしたね〜。

 Nonちゃんのボーカルって、けっこう変遷があって、癒し系っぽいクリアな感じ→はじけたように感情吐き出し系→ソウルフルな迫力系→伸びやか〜な感じで力みがとれた今に至る、というか。
 
 バンドのサウンドも、スパニッシュ感もある無国籍風から、あったか〜で、おだやか〜な空気感で包み込むようなサウンドに。
 (でも、ときには緊張感あふれるような『バタフライ』も聴いてみたいな、ひさしぶりに)

 今回は『Flow』がご友人のご両親夫妻の結婚記念日に捧げられたけど、ほんま、名曲ですよ、この曲。

http://www.myspace.com/ajaramusic

 そして、この日最後の曲、アンコールでオーディエンスから求められたのは、『FREEDOM

http://www.myspace.com/ajaramusic

 この曲は、Ajaraの中では、ちょっと異色かな、と思えるくらいのポジティブすぎることばが並ぶ。
 でも、この曲は僕たちの願いそのものでもある。
 いつだって、自由なだけではいられない、そんなことはわかってる。

 でも、僕たちが自由でなくとも、その、すぐ傍にある、「音楽」は自由なんだ。
 「音楽」は自由であってほしい。そう、「音楽は自由だ!」のことばから、この歌は生まれた。

 三々五々集まり、ライブが終われば、みんたそれぞれの、タフな生活に帰っていく。
 そんな誰もが、それぞれの胸に、ぽっとあったかかく掲げる心の旗、それが『FREEDOM』

 Ajaraの魅力のひとつに、Ajaraのオーディエンスはみな、あったかい、ってとこがある。
 そんな「みんなの歌」となった『FREEDOM』

 そんな『FREEDOM』に支えられているのは、実はNonちゃんたちこそ、なのかもしれない。

 そう、もちろん、こんな僕もささえられている。

 

 当日の画像をまとめてみました。Match Pointさん(http://www.matchpoint-candle.com/)のキャンドルアートが美しい。

http://gallery.me.com/wishwoods#100239

 ちょいと重ためのページかもしれませんが、ご容赦ください。
 使用カメラは、コンパクトデジカメのFinePix F200EXR で、1枚をのぞいてフラッシュを使わずの、単なるオート撮影。
 みんな遠慮するのか、遅れて行っても最前には余裕があって、すごすごと滑りこんで撮りました。