Role Model
11月3日、せっかくのオフだったのに身体が重くてボーっとしていて、気がついたらナビスコカップが終わってるどころか、
あやうく全日本剣道選手権を見逃すとこだった。
僕は鹿島サポだけど、日頃の城福監督の言動に好感をもっていたので、FC東京の優勝を嬉しく思っている。
そして、その後の表彰式での川崎フロンターレの選手たちの振る舞いが問題になり、ついには準優勝の賞金の返上という事態にまでなってしまった。
残念なことに、スポーツにとりくんでいれば立ち居振る舞いを身につけられる、というものではない。
でも、とりくんでいく中で、かわっていくこと、成長することもあると思う。
鹿島アントラーズにおいて、興梠慎三のインタビューでの受け答えが今年に入り、そうとう丁寧になった。
だが、チーム全体としてはどうだろう?
一時の「底」は打った感があるが、それでもジーコがいた時や、その薫陶が色濃くのこっていたことを考えると。。。
これは、スポーツ選手に限らないのだが、「先輩」は「後輩」から、「大人」は「子ども」から、真似され得る立場である、ということを考えることも必要かと。
若き日の中田英寿を思い出す。
ふだんは、偽悪的と思えるほどちゃらけて見せたりもしていたが、試合前の相手国の国家の斉唱のときは、誰よりも厳粛な面持ちで「ビシ」っとしていたものだ。
*1
本人の性格、人為によるとは言え、そういう面でもう一皮向けてほしかったんだけれど、われらが小笠原満男には、チームリーダーとして。
*1:逆に、後には背伸びし過ぎて窮屈そうに見えたこともあったのだけれど