ラスト・フレンズ

 ドラマ『ラスト・フレンズ』が好評のうちに終了したそうだ。
 『のだめカンタービレ』を楽しんでいた僕としては、キャスト陣からして注目していたが、その重たい設定に観る気力を無くしていた。
 学生時代は、軽い設定の作品をバカにしていたところもあったが、自分や自分のまわりが「しんどい」時に、正直言って「しんどい」作品は観たくない。そういう意味で、井筒和幸監督の作品はホッとするところがある。骨太で、笑いがあり、救いがある。「大衆娯楽」とはよく言ったもので、多くの民衆にとって、「笑い」は救いであり、明日への糧になる。
でも、その多くの民衆が投票して選んできたのが、現体制、とくに小泉政権から続くこの格差社会になるのだが。
それでも、ヤン・ウェンリー(@『銀河英雄伝説』)風に言うのなら、「民衆を傷つける権利は民衆にしかない」のだから、民主主義には意義がある、ということか。

...い、いかん...後ろ向きになってきた。

そうは言っても、ちらりとは観た、このドラマ。
上野樹里の演技が評価されているとか、彼女がブレイクした、とか、WEB上でそんなニュースが飛んでいるが、何をいまさら?って感じ。瑛太も(髪型は微妙と思うが)いい感じだったしね〜。水川あさみの笑顔は「からっ」としててイイね!それにしても、『五反田にエヴァ銅像が建つらしいよ!!』*1という彼女のジョーク(@エイプリル・フール)は傑作!!ひっかかった塚地武雅の表情を想像して、二度爆笑!!