薮の中、闇の中

 民主国家の軍隊の仕事は、国民(民間人)の生命と権利、財産を護ることだと思うのだが...。
 護衛艦あたごが漁船を沈めた件...酷い。その事故も、その事故の(これから明らかになっていくであろう)原因も、その原因を明らかにしようとしない流れも。
 昨晩のNHKのニュースで、「あたごの乗組員が『赤色の光を観ていない』とは言っていない」と報道していたが、それは今朝に伝わる「12分前には赤い光を観ていた」という情報が、漏れ始めていたんだろうけど。
 ほんとうに、国民の生命をまもる気があるのか?
 皮肉なもんだね。「必要」とされる「イージス艦」が二隻もひっこんでしまうことになるのだが...ええ、こんなニュースもありました。

以下【Technobahn 2008/2/19 07:03】*1より。リンクが切れてはまずいので引用もしときます。

昨年12月14日に起きた海上自衛隊護衛艦「しらね」の火災事故の原因は隊員が無断で持ち込んだ缶コーヒーの保温機にあることが、海自が設置した事故調査委員会の調べにより19日までに明らかとなった。

 事故調査委員会によると、「しらね」は12月14日、海自横須賀基地の吉倉岸壁に停泊中に、戦闘指揮所(CIC)内に無断で持ち込まれた缶コーヒーの保冷温機が何らかの原因により出火。この火がCIC内の電子機器に燃え広がったことが、火災につながった模様だ。

 事故調査委員会では今後、誰が、出火原因となった缶コーヒーの保冷温機を持ち込んだかなど、調査を進めるとしているとしている。

 この火災事故の復旧工事にかかる総費用は数十億〜数百億円の費用がかかるものと見られている。