行くしかない

今回の鹿島アントラーズの補強が充分とは思えない。とくにフォワードがこころもとない。
フロントもそう思っていたからこそ、柳沢敦の残留、パウリーニョの獲得を目指したのではないか?だが、「いま」補強するとして、柳沢敦級の選手なんて、日本国内だろうが、助っ人だろうが、そう簡単には獲得できないだろう。
マリキーニョスなり、田代有三なり、あるいは二人が同時に抜けたときにどのようなサッカーを展開できるのか?
もちろん、興梠慎三佐々木竜太の個人能力をうたがっているのではない。安定的に勝つには、しっかりとした戦術に組み込むことが肝要だ…とは言え…オリヴェイラ監督は承知のことだろうが…。

また、監督が二年目、チームの主力も持ち越しなんで、今季こそ開幕から勝ち点を積み重ねたい。結局、終盤に失速しようが、シーズンを通してもっとも勝ち点が多いチームがリーグ戦を制するのだから(もっとも全タイトルをとるには年末にむけて調子をおとすわけにはいかないが)。とくに他のチームが大幅に選手がいれかわっているので、それらのチームが調子を出してくる前に、苦手意識を植え付けさせるくらいの勢いで勝っておきたい。

…と…願うが…勝ちたいのは他のチームもいっしょ…そう簡単にはいかないし、そこを勝つから感動するんですよね…。