批評って難しい

午後、サッカー仲間が見舞いに来てくれた。いつしか陽が差して、季節を忘れさせるような蒸し暑さの中屋上へ、そしてしばしの歓談。季刊『サッカー批評』をもってきてくれた。興味深い記事が並ぶ。我らが鹿島アントラーズの記事は、我々サポーターがさんざん指摘していたことに、ようやく気付いて修正をかけはじめたかな?って感じ。ほんとジーコにオンブにダッコだったんじゃないの?って感じ。
ただ、「最近の観客減少の大きな要因の一つ」として、「鹿島=ジーコ・ジャパン(の惨敗)」ってのはどんなもんだろう?
なお、鹿島の記事に関しては、「サッカー誌が書かないJリーグ評」という標題ほどその舌鋒は鋭くない…というか、鹿サポなら知っていること。他サポやメディアの人が知るには良いけれど。あらためて思うが、日本のサッカー界って、選手個人のスキルやサポのリテラシーがグンと上がったほど、協会や審判、(一部を除いて)フロント陣やメディアが成長してないのでは?
そんな中でのチェアマンの能天気ぶりには呆れるが…。「イレブン・ミリオン」って何?こちとら動員をこれ以上減らさないように四苦八苦。
あとチェアマンの「カメルーン戦」でのレフェリングに対する言及があったが、それこそ小笠原満男が以前から言ってるのに審判団が聞く耳持たなかったでしょ?
ところで、ドーピング問題を聞けない事情って何?

あと、セルジオ越後へのインタビューは詰まらない。インタビュアーの力量不足。まず、セルジオとの対立軸を設けたいなら「切り口」をハッキリさせようよ。まず、協会批判とオシムへの疑問を明確にわけ、そもそもA代表には何を求めるか?っていうところを明確にしとかないと。オフトの時代ならいざ知らず、Jリーグの歴史を信じるのならね、A代表で育成重視ってのは…。
逆に、安永聡太郎加藤久磯貝洋光らへのインタビューは面白かった!まだ読んでない記事もあるので、じっくり読みます!