「経験のスポーツ」

 いよいよ始まった、NBAファイナル。新時代のキング、レブロン・ジェームス率いるキャヴァリアーズが攻め勝つか?NBA屈指のディフェンス力をみせるスパーズが貫禄を見せるのか?ファイナルは7戦で4先勝すれば優勝。短期間に連続でぶつかるこのシリーズ、一戦負けた方が、課題をもってかえっては修正して次に臨む、アジャスト合戦が醍醐味ではある。そんな意味で、ただでさえ「経験のスポーツ」と呼ばれるバスケット・ボール、やはりスパーズが優位か?それに、優勝するにはスーパー・スターが三人必要と言われる。アイスマンことティム・ダンカン。アルゼンチンの英雄ジノビリ。そしてフランス出身の攻撃型ポイント・ガード、パーカーを加えても良いだろう。さらに、勝ちどころを熟知したロバート・オーリーらが控えるベンチ・メンバーをみても、キャヴズとしては厳しいか。緒戦では、グッテンらが何とかつなごうとしたが、ポイント・フォワードを兼ねるレブロンを徹底マークされてはやはり苦しい。途中、レブロンをシューティング・ガード、あるいはスモール・フォワード的に使って流れがよくなる時間帯もあったので、これが次戦へのヒントとなるか?爪を噛む姿よりも、生き生きとしたレブロンを観てみたい。
 それにしても、NHK-BSのバスケ中継で流れるパパ・ローチの「...To Be Loved」はカッコいいですね!こんど、バスケに行くときにはこれを聴きながら盛り上がっていこうかと。