「正義」の裁き

 朝、むくっと起きて、うとうとしてたらハイヒール司会の「あさパラ!」に戸田恵梨香が出演。本日関西で出演作品「DEATH NOTE -デスノート-」で舞台挨拶するとのこと。平成ガメラ三部作の金子修介監督が興味深い題材を撮るとあって興味津々。いずれは観に行くつもりだったので、金子さんも来てたら面白いなぁ*1と思いつつ、劇場へ。ただ、大ヒットと聴いていたので、扇町プール併設のトレイニングルーム*2に行く前に鑑賞券を購入(してて良かった。やはり(ほぼ)満員御礼)。
 ここまで言っておきながら、実は「前編」はちらっとテレビで観ただけ。キャスティングも良かったし、作品にかける意気込みは感じるけど、「生命」を扱う作品としては、「ちょいとうすっぺらくないかい?」という感想程度しかなかった。で、今回の『DEATH NOTE -デスノート- the Last name』は...
やっぱ映画は劇場か?川井憲次の音楽が響く、この迫力はうちの小さなテレビでは...(苦笑)。とか思っているうちに...こ、これは...
お見事でした!
(最近涙もろい僕は)泣いてしまいました。
エンディング曲、Red Hot Chili Peppersの『Snow (Hey Oh)』が胸に沁みる...。
実はね、劇場についたときに、小さな子どもづれの若いお母さんとかいてさ、いくら原作が少年マンガ(少年ジャンプ)とは言え、こんなに人がたくさん死ぬ作品に連れてくるのはいかがなものか?とか思ったんだけどね。
んが、見終わった後は、ぜひ、ご家族で観ていただきたいと思いました(苦笑)。
ネタバレしない程度に、また後日詳しく書きますが、映画を見終わった後に、じっくり語り合える作品です。

上映後、「戸田恵梨香の舞台挨拶があります」とのアナウンスに、子どもたちは「戸田恵梨香って誰?」とか、「あのアイドル?」とか...もっとも、この年で戸田恵梨香がわかる俺も俺だが...。
で、戸田恵梨香登場→子ども達爆発!「かわい〜〜〜っ!」
ええ、ほんと、かわいかったです(苦笑)。
そんな戸田さんのコメントから。
「私は、犯罪者だとしても、人が人(犯罪者)を殺すことはよくないと思います。ご家族を殺されたというミサ(彼女が演じた弥海砂)が、どうして(結果、犯罪者以外も殺すことになるのだが)殺されて行く人(犯罪者)たちにも家族がいる、ってことがわからなかったのか?私は(役作りの課程で、その感情を理解しようとした)ミサの気持ちがわからなかった」
と、キッパリと言い切った。
...あと、くだらないことだが、作品中に出てくるコンピュータはWindowsマシンがほとんどだったと思うが、なぜかテーブルの上にMac OSX(10.4)Tigerの本があったりした。金子さんの趣味?

*1:結局来場したのは戸田さんのみ。封切りからしばらく経過したこのタイミングって、大ヒット御礼的ですよね

*2:いま、Tipness退会してます