フォアリベロとしての中田浩二の起用

 さて、ジーコジャパンに期待するからといって、妄信しているわけではないし、むしろ課題が目につくわけで。
 とくに、ジーコジャパンの選手起用において、中盤の「汗かき」役がいないことが気にかかる。それこそ、FC東京今野泰幸がいればいいのだが、選ばれた23人から選ぶとするなら、やはり中田浩二だと思う。やはり、と言うのは、以前、あくまで練習試合のみで試用された幻のフォーメーションがあり、それは(もはや死語となった)黄金の中盤4人と、4バックの間に、中田浩二を置くというものであった。今回選出された面々から考えるに、基本的には4バックと思われるので、この件を思い出したわけだ。で、前はワントップで、たしか、高原。浩二をそこに置ければ、高さに不安のある宮本のカバーができるし、三都主が上がったらそこも埋められる。
 ところで、キリンカップで、坪井はけっこう良かった、というか、もどってきたというか。もしも守備の整備が進み、「まとめ役」の宮本がいなくともまとまるのなら、高さと強さの中沢と、速さの坪井という、センターバックのコンビが観られるかもしれない。そもそも、現場監督たる中田英寿がまとめ役でもあるわけだし。ジーコはいまのところ、ヒデ、福西崇、中村俊輔小笠原満男のボックスがお気に入りでだから、これを基本に考えると...。

      柳沢
   満男    俊輔

   福西    ヒデ
      浩二
三都主 坪井  中沢 加地

      川口

こんなんどうでしょ。満男と俊輔だと、ちょいとスピードに物足りないものがあるので、やはり三都主は外せないかな...。
松井大輔がいたらなぁ... 浩二OUTで福西を下げ、松井をウィンガーに、ってオプションがあるけど、ジ−コはそこに玉田を使いたいようだけど...。2トップなら、ヤナギと巻のコンビを観たいなぁ...。

 最後に...。

 申し訳ございません、というか、鹿サポのはしくれとしてはずかしい。
 しよう、しようと思って、寄付をまだしてもいなかった...。

 彩花ちゃん(http://save-ayaka.com/)、安らかに...。