今日にも小泉自民党は、法務委員会で共謀罪法案を強行通過させようという勢いである。くどいようだが、テレビや大新聞などは本気で叩きはしないよ、この法案を。なぜなら彼らも「支配する」側にいるのだから。
 インターネットが広がりはじめた時、僕は期待したんだけどね。誰しもが発信できるわけで、それを結べば「僕ら」側のメディアが成立すると。でも実際は...。
 田中芳樹の『銀河英雄伝説』の一説で、主要登場人物が子どもの頃に、民主主義社会が独裁者を生んでしまった経緯に関してお父さんに質問する場面があり、そこでのお父さんの答えが、みんなが(政治等に関わることを)めんどくさがった、からだと。
 冒頭の「誰もが美しく支配されたがっている」の一節は、よく目にするのだけれど原典はわからない。ただ最初に僕が観たのは、15年ほど前かな、佐野元春のライブ映像を放送するときに冒頭で使われていた。
 さて、今日もこれから仕事だ。ニール・ヤングの『Rockin' in the Free World(http://www.tabalorium.com/tabs/8357.html)』を聴きながら行こう。