対ブルガリア戦。仕事だったもので、帰宅途上で結果を知って、つまんない試合だったんじゃない?とか思ってたけど、ビデオを観てビックリ。あんなに躍動感あふれるサムライ・ブルーはそうそう観られるものじゃない。翌日の新聞なんかで「守備崩壊」とか書いてたけど、そうは思えなかったな...。むしろ、いつにも増して、プレッシングの意識は高かったと思うぞ。ただ、行き過ぎてたせいか、ハーフタイムにジーコから「あせるな」の指示が出て、後半はちょいと緩くなったようだけど(ただ、ここらあたりのさじ加減は難しい。一気に寄せすぎたら裏とられるし、スタミナの問題もあってプレッシングをかけ続けるのは不可能なわけだし)。2失点は、明らかなミス。明らか、ってことは、修正できる、ってこと。村井の怪我、かわいそうだったな...観てるこっちが「あ、やっちゃった」と痛くなるくらい。阿部ちゃんや巻たちも奮闘してたし、玉田も速かった。決定力...か...。あと、村井の怪我もあるんだろうけど、三都主の、そして、小野や小笠原満男の投入には...ギドとアウトゥオリ、怒ってるだろうなぁ...中、1日だよ。寿人には、なんとしてもドイツに行ってほしい。彼が必要な場面は、必ず来る。満男もわかってるよなぁ...寿人向けのスペースへのパスを心がけてたもんなぁ...。
 さて、そんなこんな状況で、いまいつつ盛り上がらないワールド・カップ前...。みんな、もう「サプライズは無い」と、あきらめてませんか?本当のサプライズは、これからですよ〜!、と勝手にサプライズを妄想してみます!

1.はったり5バック。
 ジーコ・ジャパンの課題の一つが、ジーコ・ジャパンの攻略法がある、ってこと(苦笑)。左サイドの三都主の裏をねらって、ストッパーの中沢をつり出して、高さを失ったCB相手にポストプレーの長けたフォワードをぶつけてドン。それを防ぐためのサプライズが、田中誠と中沢のポジション・チェンジ!つまり、右から加地、中沢、宮本、田中誠三都主とならぶわけ。そうすると、三都主が上がっても、その裏をカバーリングに長けた田中誠がフォローできて、しかも中沢が真ん中に残ることができる、ある意味、加地、中沢、宮本、田中誠の4バックね。ほんとは茂庭がいれば話がはやいのだけれど、宮本は外せないだろうからね、中田英寿と対等に言い合える存在としても。
2.システム変更。
 5バックで試合に入り、様子をみながら4バックに変えて総攻撃。ジーコがやりたいのは多分これ。だから、メディアのみなさんが3バックか、4バックか?なんて問うのはナンセンス。勝つためにはフォーメーションは柔軟に!(ただし、守備に関しては、プレスをかえるゾーンをどこにするのかハッキリ決めといて!あと、フォワードは、相手がセンターライン近くまでボールを運んできたらチェイスしろ!簡単にゴール前に放り込ませないでほしい)
3.ミドルでドン!
 フォワードの決定力不足にもんもんとする日本代表サポのみなさん、その気持ち、よ〜くわかります。僕は鹿サポですから。なに、フォワードでなくっても、誰が点を穫ってもいいんです。確率が低けりゃ数を増やし、ぶ厚い攻撃で、いざとなったらミドルでドン!ってことで、ヒデさんよろしく!
4.遠藤ヤットの指摘
 「実はジーコは日本語を話せるのではないか?」そんなヤットの指摘する真実が、ドイツでは白日のもとにさらされるかも!コーチングエリアには、一人づつしか入れないワールドカップジーコの日本語が聴けるかも?
5.ガンバレ、宮本!
 コンフェデん時のギリシャ戦みたく、ふんばってくれると僕は信じてます。やはりね、宮本は必要なんですよ。ジーコとヒデと、宮本のパワーバランスがね、チームの輪ともなるわけで。
6.中田浩二スクランブルったフォワード。
 柳沢敦とドラゴン久保。二人もコンディション的に微妙な存在を抱えるジーコ・ジャパン、巻を入れる余裕はあるのか?もしも巻を入れられないなら、いざというときには中田浩二を最前線でパワープレイを。だいじょうぶ、浩二はウィニング・イレブンで、自分をトップに上げてストレス発散してたほどなので、シミュレーションはばっちり!え?浩二が23人に選ばれるか、って?これこそ大丈夫。間違いない!
7.佐藤寿人松井大輔の抜擢。
 ドイツで勝つなら、この二人を選ぶべきです。
8.小笠原満男がムードメイカーに?!
 先日放映された、やべっちFCでの満男のインタビュー...良かった。あんな柔和な表情が全国ネットされるなんて...。今にして思えば、日韓ワールドカップの時は、卓球で三都主と遊び、今は大黒とUNO仲間。あとはヒデとどう遊ぶ?

 楽観はしてません。でも、期待はしてます。
 頼むよ、ジーコ・ジャパン!