「戦争か平和か」

 いわゆる郵政民営化問題に端を発して、衆議院が解散された。
 小泉首相は、それを争点に選挙運動を展開するようだが、そんな馬鹿な話はあるまい。
 景気が上向いている、って、どこの話?ってくらい、大阪は冷え込んだままだし、年金問題は?
外交問題は山積でしょ、イラク派兵はどうなった?北朝鮮とは?
学生時代に受けた講義「英米事情概論」で、O先生("Time is u〜p !"の先生ね)に、single issueの問題点に関して教えていただいた。たったひとつの論点で、国政選挙を行う、ってのはあり得ない。有権者は、多くの観点から、投票相手を選ぶべきだなのだ(場合によっては白票を投じることもあるだろうが)。
 
 そんな中、あらためてホワイトバンドをつけて街を歩いてみようと思った。
「南北問題」、それは先進国に生きる人々にとって「責任」であろう。
以前にも述べたが、「集金」というより、「示威行動」という側面に、僕はこのホワイトバンド行動に魅了を感じている。
 とは言え、街ですれ違ったことがないんですよ、ホワイトバンドをしてる人と。言うほど広まってないんですかね〜、って思っていたら、いましたいました、店のお客さまで。
「(北島)康介君がやってるからね〜」
そうです、中西悠子選手の凱旋でございます。あいかわらず、あっけらかんとした感じで好感度大。
銅メダルを拝見させていただきましたが、水滴をイメージしたデザインで、とてもキレイでした。
(あ、仕事中は、僕はホワイトバンドをつけてません。だって、あそこまでタワーさんで宣伝されてる商品なんでね〜)

さて、世の中、single issueで割り切れるのなら、「戦争か平和か」を二者択一で問われたら、多くの人が平和を選ぶでしょう。だが実際は、たとえば投票する時において、こんなに単純にはいかないものなのですよね。つまり、平和を第一に考えて、投票する人がどれだけいるのか?ってことになるわけで。
 もちろん、先の話にもどるが、投票するときに景気や教育や、いろんな観点を複合的にとらえて投票するkとにになるんだけど、そんなちょっとした「隙」にね、戦争への道が入り込む余地があるわけなんだが。

iTMSJが始まった当初、ああいうことにセンシティブな佐野元春の動きが無いなあ、と思ってたら、狙って、あしたね、この曲、このタイミングを。
「光」ー名曲です。
http://www.moto.co.jp/light/