忌野清志郎

僕が最初に清志郎を意識したのは(テレビに出てたメイクした変な人、ってのは置いとけば)中学生のころ、トランジスタ・ラジオから流れた『スローバラード』だった。

その後も、ライブを観る機会は無かったのが、佐野元春らも出演したアースデーコンサート(http://www.moto.co.jp/live/report/earth_conscious/)をFMで聴いたとき、清志郎の清冽さと熱狂が同居する歌声に痺れた。

清志郎の大ファンでもない僕ですら、この喪失感は大きすぎる。日本の音楽界にとって、失ってはいけない個性を失ってしまった。

それにしても...テレビなどのメディアの扱いかたを観てると、「ロックって、ほんとに傍流なんだな...」と思わずにいられない。
否、メディアがロックに媚を売ってくる方がきもち悪いから、これはこれで「自然な流れ」と言うべきか。