音と戯れて

 いまの生活に余裕ぶっこいてるわけではないが、これを逃すと次にいつ行けるかわからないのでいってきました、OSAKA MUSE
開場:18時
開演:18時半
前売:2000円/当日:2500円
出演:Ajara紺風少年・Yurugiiwa・弍本恩太
というラインナップ。
紺風少年はいかにも京都って音。Yurugiiwaは「青春」な感じ。弍本恩太はアコギ一本弾き語り。のびやかな歌声が印象的でした。*1
で、Ajaraはトップバッター(って、珍しいな)。
随分と久しぶりの生Ajaraでしたが、一曲目のアップテンポなナンバーではボーカルのNon*ちゃんさん中心に「妖しい」雰囲気がぷんぷんと。ヒロミさんのチェロではなく、サポートでヴァイオリンが入っていたためか、立って演奏できるぶんステージ上は躍動感あり。音、ステージングとも表現の幅は広がってましたね。ただ、今回は固定メンバーとは違った編成だったためか、スリリングではあったけど、「バンドとしての塊となったグルーヴ感」には若干欠けたような印象を抱きました。ただ、それも3曲目あたりになると、まとまってきたような、あるいは僕の耳が慣れてきたのか...。
ラスト、5曲目の「バタフライ」も、以前に比べてアッパーな感じに。ただ、この曲はヒロミさんのチェロで聴きたかったなぁ...。でも、チェロで今宵のヴァイオリンほどの「瞬発力」が出せるかどうか?ということになると、ちょっとわからないですけどね。逆に言えばヴァイオリンを活かしたアレンジになっていたと思います。
今年は、今回のように多くのミュージシャンとセッション的に演っていくそうです。その分、熟成には時間がかかるかもしれませんが、いろんな刺激を受けながら、新しいAjaraの音を造り上げていってほしいと思います。*2

*1:あっさりした感想ですいません。あいかわらずタイバンの時は目当てのバンド以外も全部聴いてみる私です

*2:いや〜、演奏後にNon*ちゃんさんとちょろっとお話させていただきましたが、音を造るってたいへんですよね〜